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栄養士会からのお知らせ

お知らせ

2018.09.12

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平成29年国民健康・栄養調査の概要発表がありましたので、お知らせ致します!

平成29年国民健康・栄養調査の概要発表がありましたので、お知らせ致します!

厚生労働省において平成29年国民健康・栄養調査の概要発表がありましたので、お知らせ致します!今年度は、毎年実施している基本項目に加えて、高齢者の健康、生活習慣の状況を重点項目とし、高齢者の筋肉量や生活の様子について初めて把握されました。
詳細はリンクをクリック(厚生労働省ホームページに移動します)⇒
https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000177189_00001.html

 国民栄養調査結果のポイントは、以下の通りです。
(1)高齢者の健康・生活習慣の状況
 ○65歳以上の低栄養傾向の者(BMI20 kg/m2)の割合は、男性12.5%、女性19.6%。
 ○四肢の筋肉量は、男女ともたんぱく質摂取量が多く、肉体労働時間が長い者ほど有意に増加。
 ○外出していない男性の低栄養傾向の者の割合は、外出している者に比べて約20ポイント高い。
 ○「何でもかんで食べることができる」者の割合や、20歯以上歯を有する者の割合は、60歳代から大きく減少。
(2)女性のやせの状況
 ○2050歳代の女性のやせの者(BMI<18.5 kg/m2)の割合は、いずれの年齢階級も10%超であり、特に20歳代では21.7%。
(3)睡眠の状況
 ○1日の平均睡眠時間が6時間未満の者の割合は、男女とも40歳代で最も高く、それぞれ48.5%、52.4%。
 ○睡眠で休養が十分にとれていない者の割合は20.2%であり、平成21年からの推移でみると有意に増加し、年齢階級別にみると40歳代で最も高く30.9%。
(4)受動喫煙
 ○受動喫煙の機会を有する者の割合について場所別にみると、「飲食店」では42.4%と最も高く、次いで「遊技場」では37.3%、「路上」では31.7%。